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顔合わせで感じた“ふたり芝居縛り”の温度

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2025/05/19 00:01

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昨日は「ふたり芝居縛り」の顔合わせがあり、出演者の皆さんや作・演出の方々と初めてお会いする機会となりました。
あえて、この日に感じたことを、少し言葉にして残しておきたいと思います。

この公演は、11組の短編ふたり芝居で構成されたオムニバス形式の舞台です。
各チームは独立しており、他の出演者と共演することはなく、脚本や演出の内容も共有されていません。おそらく、他の作品を見るのはゲネプロか本番が初めてになると思います。

そういった環境ですから、顔合わせの日を迎えるまで「他の皆さんはどんな気持ちでこの舞台に臨んでいるのだろう」と少しドキドキしていました。

自己紹介の時間が設けられ、出演者の皆さんがそれぞれの想いや背景を語ってくださるなか、私はただただ、胸が熱くなりました。

所属劇団“うわの空・藤志郎一座”の座長、藤志郎さんは「この“ふたり芝居縛り”を毎年の恒例興行にしていけるよう、今年成功を収めたいです。皆さんの力で頑張っていきましょう」と伝えました。

一方、演出家の西田シャトナーさんはご自身の番になったときにこんなふうにお話されました。
「藤志郎さんは“毎年やっていきたい”と仰っていましたが、
私は毎回、舞台をやるときには、“この1本で終わってもいい”と思う気持ちで作品に向き合っています。
今回の30分が、自分の代表作になるよう取り組みます」

一見すると矛盾しているようにも聞こえる二つの言葉。
どちらにも舞台にかける本気の想いが詰まっていて、
“公演を続けられること”と“全精力を出し切ること”

その両方の情熱が存在するからこそ、
この企画から、素晴らしい舞台が生まれるのだろうと実感しました。


私はただ、いただいた役を真摯に向き合って、
一所懸命、精一杯、作品に貢献することしかできませんが、
皆さんの言葉を聞いて、同じ興行に参加する出演者として、女優として、
心を大きく動かされ、背中を押された感覚です。

これから本番に向けて心を込めて取り組んでいきます。


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